スピルリナと野菜には多くの栄養が含まれていることはわかりますが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、スピルリナとはどういったものなのか、特徴や野菜との違いについて触れながらご紹介していきます。
スピルリナというのは300億年前から存在する藍藻類の仲間です。らせん状の形が特徴的で色は青緑色。生息域は主に中米やアフリカなどのアルカリ塩水湖で、クロロフィルという色素を含んでおり、光合成を行って生命活動を維持しています。タンパク質(アミノ酸)をはじめ、ミネラルやビタミンを豊富に含んでいるのが特徴です。
緑黄色野菜に多く含まれるさまざまな栄養素を含んでいるほか、先ほど紹介した通り、たんぱく質やミネラル、ビタミンなども多分に含んでいます。消化吸収性に優れており、栄養補助食品として食糧不足の地域でも活躍しています。
どれくらい栄養が豊富なのか、具体的な数字を出してみましょう。
タンパク質は55%から70%を含んでおり、そのたんぱく質の質も良好です。人間の体に必要不可欠な食物繊維は4%から8%。消化吸収率は驚きの95%を誇ります。スピルリナに含まれる良質な成分は、この驚異的な消化吸収率により効率よく摂取することができるのです。
そのため、野菜代わりとしてスピルリナを食事に取り入れることで、豊富な栄養を摂取できるメリットがあります。
DICのスピルリナはカリフォルニアで生まれました。カリフォルニアの南国特有の強い陽ざしを生かして作られています。そのため育ちがよく、栄養も豊富なのです。
スピルリナと野菜を比べてみるとその栄養分の差は歴然です。普段バランスのいい食事をしている方であれば、スピルリナを摂取せずに人間に必要な栄養は摂ることができます。
しかし、今の時代では色の欧米化なども進み偏った食生活を送っている方も多いのが現実。好みや場所を選ばず、手軽に摂取できるのも野菜にはないスピルリナの強みと言えるでしょう。