マグネシウムは人間の体に必要不可欠なミネラル。スピルリナにも多く含まれています。
マグネシウムは体内で働く約300種類もの酵素を補助する役割を持っています。エネルギーを生産するさまざまな働きにも深く関係しており、その働きは栄養素の合成や分解、神経伝達など多岐にわたります。
マグネシウムが不足し続けてしまうと骨粗鬆症や糖尿病などの生活習慣病になってしまうリスクが高くなる傾向にあることが、近年の研究により分かっています。
藻類や魚介類などを中心として、野菜や豆類などにも含まれているマグネシウム。どれくらい含まれているのか、マグネシウムが多く含まれている食品をご紹介しましょう。
スピルリナには100gあたりには195mgのマグネシウムが含まれています。一方、藻類で最も多くのマグネシウム含有量を誇るあおさは100gあたり3,200mg。スピルリナと比べると、桁違いの含有量だということがわかります。
ほかにも、米は100gあたり850mg、魚介類のカタクチイワシには230mg、豆類の大豆には290mgのマグネシウムが含まれています。
1日当たりに必要なマグネシウム量は年代や性別によって異なっており、以下のようになっています。
バランスのいい食事を心がけていれば不足することはない量ですが、栄養バランスの偏った食事をとっている方は、スピルリナなどのサプリメントを利用して摂取するといいでしょう。
マグネシウムを過剰に摂取してしまうと高マグネシウム血症といって、血圧低下や吐き気などの症状が出る病気を引き起こしてしまう可能性があります。とはいえ、普段の食事では過剰に摂取する心配はありません。サプリメントを併用してマグネシウムを摂取する場合は、商品ごとのマグネシウム配合量に注意してください。
普段バランスのいい食事をしている方はマグネシウムが不足してしまうことあまりありません。しかし、栄養バランスの偏った食事をしている方はマグネシウムが不足している可能性があります。マグネシウムが豊富に含まれているスピルリナで、マグネシウム不足を補いましょう。