リジンは塩基性アミノ酸の1種。体内のタンパク質を作るのに必要となる必須アミノ酸です。牛乳から発見されたアミノ酸で、人間のタンパク質の中にこのリジンは約2~10%ほど含まれています。このページではスピルリナに含まれるリジンの含有量と野菜やその他食材に含まれるリジン含有量を比較していきます。
スピルリナサプリの1日の摂取目安量は4.8g、野菜の1日の摂取目安量については50gで換算しています。
リジンは人間の体に必要不可欠なアミノ酸の1種。リジンは幅広い食材に含まれており、魚介類や肉類はもちろん、乳製品、大豆製品などに多く含まれています。穀類にはあまり含まれていないためお米やパン、パスタなどを良く食べている方は不足しやすいかもしれません。しかし、バランスの取れた食生活を心がければ1日当たりに必要なリジンは十分に摂取できるでしょう。
(100gあたり)単位:mg(表)
身近な野菜に含まれるリジン含有量とスピルリナに含まれるリジン含有量を比較しました。見てわかる通り、野菜類と比べた時のリジン含有量はスピルリナが圧倒的な数値を誇っています。野菜の中で最も含有量の多いわらびをしのぎ、3倍以上の差をつけていることが分かりますね。
単位:mg(表)
こちらは先ほどの野菜とスピルリナを1日摂取目安量に換算し比較したものです。わらびや落花生よりは劣ってしまいますが、それでもほかの野菜と比べると、スピルリナは多くのリジンを含んでいることがわかります。
体に必要不可欠な必須アミノ酸の1つ。リジンには疲労を回復する効果があるほか、肝臓の機能を向上する効果、毛髪を健康に保つ効果などがあります。日ごろ仕事をしていて疲れやすいという方や体調を崩しやすい方などにおすすめの成分です。
(100gあたり)単位:mg(表)
野菜以外の食材とスピルリナに含まれるリジンの含有量を比較しました。こちらでもスピルリナは魚介類や肉類に比べて、圧倒的なリジン含有量を誇っています。
単位:mg(表)
1日摂取目安量に換算すると、魚介類や肉類がスピルリナや乳製品、果実類をしのいで最も多くのリジンを含んでいます。魚介類や肉類は桁違いの含有量を誇っていることがわかりますね。
1日当たりに必要なリジンの量は体重1kgあたり30mgとなっています。体重が50kgの方は1日に1,500mg、60kgの方は1日に1,800mgの摂取が必要です。栄養バランスの整った健康的な食生活を心がけている方は問題なく摂取できていますが、そうではなく、偏った食生活となっている方はスピルリナを利用すると手軽にアミノ酸を補給できます。
リジンを摂取する際には過剰に摂取しないように注意しましょう。1日に10,000mg、つまり10gのリジンを毎日摂り続けると、胃痛や下痢を引き起こす可能性があります。また、妊娠中や授乳中の方は特に注意が必要です。サプリメントは気軽にリジンを摂取できる反面、過剰に摂取してしまうということもあります。栄養補給目的で複数のサプリメントを利用していると起こりやすいので、注意しましょう。
リジンは健康的な生活を送っていれば不足することはありません。穀類中心の生活になっている方は肉類、魚介類などもバランスよく食べるように意識してみましょう。バランスの取れた食生活を送ることが困難な方は、スピルリナを利用して、リジンを補うことをおすすめします。
[注1]わかさの秘密「リジン」