ビタミンCは骨や腱の健康に必要なコラーゲン生成をサポートする、人間の体にとって必要不可欠な成分です。この記事では野菜やその他さまざまな食材とスピルリナに含まれるビタミンCを比較して見ていきます。
スピルリナサプリの1日の摂取目安量は4.8g、野菜の1日の摂取目安量については50gで換算しています。
果物や野菜に多く含まれているビタミンC。ビタミンCは人間の体内では作ることのできないため外部から摂取しなければいけません。スピルリナにも含まれている成分です。
ビタミンCは熱に弱い性質を持ち、加熱調理をすると通常は分解されてしまうのですが、じゃがいもやサツマイモなどでんぷんを多分に含む食材では加熱調理後であっても残りやすいとされています。
(100gあたり)単位:mg(表)
スピルリナと野菜類に含まれるビタミンC含有量を比較して見ると、野菜の方が多くのビタミンCを含んでいることがわかります。その差はスピルリナの10倍以上。普段の食生活でも、これだけ多くのビタミンCを摂取できます。
単位:mg(表)
1日摂取目安量で見た場合も野菜の方が多くのビタミンCを含んでいることがわかります。
ビタミンCはコラーゲンを生成するのに欠かすことのできない成分です。不足すると肌組織や粘膜組織が上手く生成されず、免疫力が弱くなってしまいます。風邪をひきやすくなるほか、肌荒れやシミを引き起こす原因になることも考えられています。
(100gあたり)単位:mg(表)
ビタミンCはロースハムといった肉類にも多く含まれていることがわかりますね。魚介類にも含まれますが、ひらめがやや少なめの含有量となっていることから、ビタミンCが多分に含まれるのはたらこやすけそうだらなど一部の魚介に限られています。
単位:mg(表)
1日摂取目安量で比較した場合もスピルリナが最も低くなりました。
一日に必要なビタミンCの量は成人で100mgとされています。栄養バランスの整った食生活を送っている方は問題なく摂取できる量です。ビタミンCは主に野菜に多く含まれているため、野菜が苦手だという方や栄養バランスの偏った食生活となっている方は野菜を多くとるように心がけるか、スピルリナなどのサプリメントを利用するといいでしょう。
ビタミンCは過剰に摂取しすぎてしまうと吐き気や下痢、腹痛などを引き起こしてしまう可能性があります。普段の食生活では過剰摂取の心配はありませんが、サプリメントを利用する際は注意して飲むようにしましょう。
栄養バランスの整った食生活を心がけている方はビタミンCが不足する心配はありません。野菜嫌いの方はスピルリナでビタミンCを含む、いろいろな栄養を補給するのがおすすめです。