モリンガとの違い

スピルリナとモリンガの特徴の違い

スピルリナとモリンガの特徴の違いについてまとめています。

スピルリナ モリンガ(ワサビノキ)
分類

藍藻類

樹木(葉)

らせん状

楕円(葉)

青緑

粒の風味

海苔風味

抹茶やよもぎに似た風味

スピルリナは藻類の一種。35億年前から地球に存在するしており、豊富な栄養価から「スーパーフードの王様」と呼ばれるほど優秀な植物です。近年では、健康食品として海外セレブなどの間で注目され、ジュースに入れたりヨーグルトやドレッシングに混ぜて摂取されています。サプリメントの種類によって海苔の風味がするという声もありますが、無味無臭のものも多く飲みやすいのが特徴です。

モリンガとは、ワサビ化の植物でミラクルツリーと呼ばれる樹木のこと。とてもバランスのとれた栄養素を含んでいることから、スーパーハーブとも呼ばれています。モリンガは、サラダやお浸し、カレーなどの野菜料理の食材として使われたり、食油、調味料の原料に使われたりと万能。サプリメントは主に葉っぱの部分の乾燥粉末が使用されています。抹茶のような味で、お湯にとかしてお茶の代わりに飲まれたりパンケーキなどの生地に混ぜたり、牛乳などに混ぜてスムージーとして摂取するのが一般的です。

スピルリナとモリンガの成分の違い

同量100gあたりの成分を比較しています。

スピルリナ クロレラ
エネルギー

378kcal

64kcal

たんぱく質

67.5g

9.4g

脂質

6.9g

1.4g

ナトリウム

670mg

9.0mg

カルシウム

194mg

185mg

49.4mg

4.0mg

カリウム

1740mg

337mg

マグネシウム

292mg

42mg

亜鉛

1.83mg

0.6mg

リン

0.963g

112g

βカロテン

253,000μg

-μg

ビタミンB1

3.39mg

-mg

ビタミンB2

3.82mg

-mg

ビタミンB6

0.99mg

1.20mg

ビタミンB12

130μg

-μg

ビタミンE

12.3mg

-mg

ナイアシン

33.0mg

2.22mg

モリンガは種、幹、枝、葉、花、根などすべての部分に栄養を含みますが、今回はその中でも多くの成分を含むとされている「葉」の部分で比較しています。

ただモリンガを単独で見た場合、カルシウムは牛乳の1.5倍、カリウムはバナナの1.3倍、鉄はほうれん草の2.0倍など、一般的な食品と比べるとより高い栄養素を含むことがわかります。 また食物繊維、ミネラル、アミノ酸など、現代人に不足しがちな栄養分をたくさん持っているのも特徴です。

ただ、全体的に見るとスピルリナのほうが多くの栄養素が含まれていることがわかります。スピルリナは、私たちの健康維持に欠かせない5大栄養素をすべて含むスーパーフード。その上、体への吸収も早いため食生活の偏りがちな現代人の栄養補助食品としてとても便利です。

Spira Style編集部より

スピルリナもモリンガも栄養豊富な食品ですが、見た目も含有成分も異なっています。健康維持や栄養補給など、それぞれに適した使い方を知って効率よく活用していきましょう。