風邪予防

スピルリナに期待される風邪予防についてご紹介!当サイト「Spira Style」ではスピルリナを取り入れた生活をご提案するため、美容と健康の多角的なアプローチを指導してくださるスーパーフードエキスパートに監修いただきました。

スーパーフードエキスパート:高木沙織

高木沙織さん

スーパーフードエキスパート

スーパーフードエキスパート:高木沙織

高木沙織さん

スーパーフードエキスパートのほか、ビューティーフードアドバイザー、ヨガインストラクターなどの資格を持ち、食と美容・健康の多角的にサポート。執筆・イベント講師・メディア出演などマルチに活躍。

風邪に強いカラダづくり

手洗いうがいは何につながる?

季節の変わり目や疲れがたまっている時などは、体の免疫力が低下しやすく風邪などの不調が現れやすくなります。

風邪の原因は1つではないのですが、ウイルスによって引き起こされるものが多いようです。

風邪の予防にはうがい・手洗いの徹底と、十分な栄養補給が大切です。それにより免疫力が高まり、風邪の予防につながります。免疫とは一言でいえば「ウイルスなどから体を守るシステム」。その強さが免疫力というわけです。

免疫システムの働き

風邪のウイルスが体内に侵入すると、鼻水やくしゃみ、咳、喉の傷み、発熱などの症状が現れます。

くしゃみや咳はウイルスを体外へ追い出そうとする働きで、発熱はウイルスの増殖を抑制したり、免疫活動を活発にするためのもの。これらはすべて免疫システムがウイルスと闘って体を守っているためです。

免疫力が高ければウイルスを倒すことは容易で、結果として風邪をひきにくくなります。免疫力が低下している状態では風邪をひきやすかったり、回復が遅かったりするのです。

免疫力アップに効果がある成分

風邪から体を守るビタミンACE

免疫力アップには、十分なタンパク質とビタミンACE(エース)が重要です。これは免疫力アップに関わる主要栄養素ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEをまとめた表現です。

ビタミンA 皮膚やのど、鼻などの粘膜を強化する働き
ビタミンC 風邪などのウイルス増殖を抑えるインターフェロンという免疫細胞の生成を促進する働きをはじめ、ビタミンA同様、粘膜を強化する働き
ビタミンE 血行を促進させ、体を温めることで、免疫システムの働きを促進

ビタミンACEは、それぞれ単体でも効果がみられますが、組み合わさることで相乗効果を発揮する特徴があります。「免疫力アップにはビタミンACE」頭の片隅に覚えておくのがおすすめです。[注1]

スピルリナに期待される
風邪予防の効果

ビタミン+タンパク質で免疫アップ

スピルリナは50種以上の栄養を含み、ビタミンも豊富。スピルリナのビタミンA(レチノール当量)は100g中21,100μgです。同量のニンジンのビタミンA量は690μgなので、スピルリナの栄養価の高さがよくわかりますよね。

風邪予防には、スピルリナの主成分であるタンパク質もチェックしましょう!タンパク質は体をつくる主成分であり、免疫システムで働く抗体の原料としても不可欠。ビタミンACEと合わせてしっかりと摂取したい栄養素です。

フィコシアニンも免疫力サポート

また、スピルリナのタンパク質の主成分であるフィコシアニンは免疫を高める効果があるとされていますので、毎日の食生活にスピルリナを取り入れてみる価値は大いにありそうです。[注2][注3]

スーパーフードエキスパート:高木沙織2

まとめ

高木さんからアドバイス

スーパーフードエキスパート:高木沙織2

風邪の予防は数日でできるものではありません。日頃から栄養をバランスよくしっかりと補給して風邪をひきにくい体づくりをしておかなければなりません。

毎日の食事だけでは、長年の食習慣の影響でどうしても同じような食材ばかり選んでしまい、栄養バランスが偏りがちです。

タンパク質やビタミンACEをはじめとした栄養素を意識した食事を心掛け、その食生活にスピルリナをプラスすることで免疫力がアップし、風邪に負けない体づくりが期待できます。

参照元サイト

[注1]福島第一病院「ビタミンACEで免疫力アップ!」

[注2]国立健康栄養研究所「健康・栄養フォーラム・健康影響評価:スピルリナ」

[注3]日本食生活学会誌 林修「サプリメントとしてのスピルリナの機能研究」