当サイト「Spira Style」ではスピルリナを取り入れた生活をご提案するため、美容と健康の多角的なアプローチを指導してくださるスーパーフードエキスパートに監修いただきました。
高木沙織さん
スーパーフードエキスパート
高木沙織さん
スーパーフードエキスパートのほか、ビューティーフードアドバイザー、ヨガインストラクターなどの資格を持ち、食と美容・健康の多角的にサポート。執筆・イベント講師・メディア出演などマルチに活躍。
シミ、シワ、たるみ、くすみ、毛穴のひろがり、吹き出物など、年齢を重ねるにつれてお肌の悩みやトラブルが増えてきます。
その大きな原因とされているのが、肌の乾燥と偏食や睡眠不足などの生活習慣の乱れです。
肌の乾燥は、シワやたるみ、くすみ、毛穴のひろがりなど、いわゆる「肌の老化」をまねきます。
また、ストレスや睡眠不足、偏食など乱れた生活習慣を続けていると、肌のターンオーバーが悪くなり、吹き出物がでやすくなりがち。
この他にも肌トラブルが発生する原因として、便秘などの体調不良、紫外線ダメージ、誤ったスキンケアなども関係してくるとされています。
美肌ビタミンとは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのことを指します。その代表は、なんといってもビタミンA。
皮膚や粘膜、目の健康に欠かせないビタミンで、抗酸化力をもち、肌にうるおいを与える働きがあります。
特にB2、B6が美肌効果を持っており、肌にハリや弾力性を与える働きがあります。
コラーゲンの生成を助け、皮膚の抵抗力アップ、抗酸化作用をもち、肌のハリを保つ働きや紫外線ダメージから肌を守る働きがあります。
血行促進作用で肌の血色を改善、そして強い抗酸化力で細胞の老化を抑制することで肌のうるおいを保つ働きがあります。［注1］
定番のビタミン類のほか、肌の主成分であるタンパク質をしっかりと摂取することも忘れてはいけません。
タンパク質は、ビタミンCを同時に摂取することで、コラーゲンの生成を促してくれます。
スピルリナは、50～70%がタンパク質でできている食材です。タンパク質量は、「畑の肉」と呼ばれる大豆の約2倍！
50種以上の栄養素をもつスピルリナは、もちろんビタミンもしっかりカバーしており、ビタミンA、B群、Eが勢揃いしてます。
スピルリナの特有成分であるフィコシアニンには、抗酸化作用が期待されています。
ラットを用いた研究では、スピルリナのフィコシアニンを摂取し、紫外線ダメージによる皮膚疾患の抑制が確認されたという結果が示されています。［注2］
まとめ
高木さんからアドバイス
ビタミン、タンパク質などを意識して摂取すれば、自然とバランスの良い食事になるはず。美肌づくりの第一歩は、毎日の食事を見直すことから始めてみましょう。
食事での摂取が足りない、難しいと感じる人は、ぜひスピルリナで上手にビタミンやタンパク質を補ってくださいね。
［注1］中村丁次「栄養の基本がわかる図解辞典」成美堂出版
［注2］国定充「スピルリナの紫外線皮膚老化抑制効果に対する検討およびそのメカニズムの解明」
