スピルリナスープ

スピルリナスープのレシピ

スピルリナを使ったスープのレシピを2つご紹介します。スープにすると、スピルリナ特有の藻のような風味が飛ぶので、独特のにおいが苦手な方にもおすすめです。

スピルリナのグリーンポタージュ

材料(2人分)
  • かぼちゃ:200g
  • 玉ねぎ:1/2個
  • コンソメスープ:1/2個
  • 牛乳:250ml
  • 水:200ml
  • スピルリナパウダー:小さじ1
  • 塩コショウ:適量

作り方

  1. かぼちゃの皮を剥いて乱切りにし、タマネギを薄切りにします。
  2. 鍋に100mlの水を入れて、①とコンソメスープを入れて火にかけます。
  3. ②が柔らかくなってきたら、さらに水を100ml加えて沸騰させます。
  4. 火を止めて粗熱を取った後に、スピルリナパウダーを混ぜます。
  5. ④をミキサーにかけて、全体を滑らかにします。
  6. 用意していた牛乳を混ぜて完成です。

一気に200mlの水を使うのではなく、100mlずつ分けて使うことがポイント。最初の100mlで十分に具材が柔らかくなったことを確認してから、追加で100mlを加えてください。野菜不足の方には、ぜひお勧めしたいスープです。

ほうれん草とスピルリナのニンニク塩スープ

材料(2~3人分)
  • オリーブオイル:大さじ1
  • にんにく(スライス):1片
  • 玉ねぎ(薄切り):1/2個
  • ほうれん草(5cm幅くらいに切る):1束
  • 水:400cc
  • 無調整豆乳:200cc
  • 岩塩:小さじ1
  • 黒こしょう:適量
  • 玄米粉:大さじ1/2
  • スピルリナパウダー:小さじ1/2

作り方

  1. 鍋にオリーブオイルをたらして火にかけ、にんにく→玉ねぎの順で軽く炒めます。
  2. ①に水400mlとほうれん草を入れ、コトコトと15分ほど煮込みます。
  3. ②に投入を入れて、ミキサーやブレンダーなどを使って混ぜ合わせます。
  4. ③に岩塩、黒こしょう、玄米粉、スピルリナを加え、とろみが付くまで軽く煮立てて完成です。

にんにくと塩味の絶妙なバランスが病みつきになりそうなスープ。スピルリナ特有の風味も消されるので、どんな人でも美味しくいただくことができるでしょう。温かいまま食べても良いのですが、冷蔵庫で冷やして冷製スープに仕上げるのもお勧めです。

スピルリナのグリーンミルクスープ

こってりとした旨味が身体に染み渡るミルクスープ。寒い冬の日や体調を崩したとき、時間がない日の朝ごはんにぴったりな一品です。残ったスープに冷やご飯を入れてリゾットにしたり、パスタを入れてスープパスタにしたりとアレンジをしても美味しいです。

材料(2人分)
  • スピルリナ:1~2
  • 牛乳:250cc
  • 水:150cc
  • コンソメキューブ:1個
  • 小麦粉(薄力粉):大さじ1
  • ほうれん草:2束
  • たまねぎ:小さめ1/2玉
  • ベーコン:20g
  • 塩コショウ:少々

作り方

  1. ほうれん草は一口大、玉ねぎはみじん切り、ベーコンは2cm程度の細切りにしておきます。
  2. 鍋に水を入れて沸騰させたら、ほうれん草・玉ねぎ・ベーコンを投入します。
  3. 具材を茹でている間に小皿へ小麦粉を入れ、鍋の水を少しだけ入れて混ぜます。
  4. コンソメ・牛乳・3で溶かした小麦粉を鍋に入れて混ぜ合わせたら、スピルリナも入れて煮立たせてください。
  5. お皿に盛り付けたら完成です。

小皿で小麦粉を混ぜ合わせる際、一気に大量の水を入れてしまうとダマになりやすいです。少しずつ水を加えて、よく混ぜるのがコツ。

お好みでしめじやじゃが芋などミルクスープと相性の良い具材を追加すると、さらにほっこりと体が温まる絶品スープになります。

スピルリナビシソワーズ

おしゃれなカフェやレストランでよく見かける「ビシソワーズ」が、お家で簡単に作れるレシピです。ビシソワーズとはジャガイモを使った冷静スープのこと。

スピルリナを使ったビシソワーズは緑色が鮮やかで、見た目も楽しい一品になります。パーティーや特別な日の夜ご飯、お家カフェご飯を楽しむときなどに、スピルリナビシスワーズを添えてみてはいかがでしょうか。

材料(2人分)
  • じゃがいも:大1個
  • 玉ねぎ:小1/4玉
  • 長ねぎ:1/3本
  • にんにく:1片
  • ベーコン:2枚
  • バター:10g
  • 水:200cc
  • ローリエ:1枚
  • 牛乳:50cc
  • 生クリーム:50cc
  • 塩:適量
  • 牛乳(仕上げ用):大さじ3
  • スピルリナ:小さじ1

作り方

  1. ジャガイモは1口大に乱切り、にんにくはみじん切り、玉ねぎ・長ネギは5mm程度厚さに細切りしておきます。ベーコンは出汁を取るために使用するので切らないでください。
  2. 鍋にバターとにんにくを入れ、香りが出るまで熱したら玉ねぎと少量の塩を入れてしんなりするまで炒めます。
  3. 2に水・じゃがいも・長ネギ・ベーコン・ローリエを投入。沸騰させたらアクを取って落し蓋をし、20〜30分程度弱火で煮込みます。
  4. ベーコンとローリエを取り出して、粗熱を冷まします。
  5. 4をフードプロセッサーに入れて混ぜ、ある程度細かくなったら牛乳を加えて少しだけ混ぜてください。
  6. 5をザルでこして、生クリームと塩コショウを入れて味を整えたら冷蔵庫で冷やします。
  7. 仕上げ用の牛乳と、スピルリナを混ぜ合わせておきます。
  8. よく冷えた6のスープをお皿に盛り付け、うえに7の仕上げ用スピルリナを回しかけたら完成です。

野菜の大きさを切り揃えることで、火の通りを均一にすることができます。スピルリナを混ぜた牛乳を盛り付けで使用すると、綺麗な2食になるのでおすすめです。

スピルリナ味噌汁

スピルリナの磯の香りが食欲をそそるお味噌汁です。スピルリナ特有の香りが苦手な方でも、海苔やワカメのお味噌汁感覚で違和感なく楽しめます。普通のお味噌汁と作る手間も変わらないため、スピルリナを日常的に摂りたい人におすすめのレシピです。

材料(2人分)
  • 豆腐:1/2丁
  • 油揚げ:1枚
  • カットわかめ(乾燥):小さじ2
  • とろろ昆布:お好みで
  • 味噌:大さじ1.5程度
  • 水:400ml
  • 顆粒だし:小さじ1
  • スピルリナパウダー:小さじ1

作り方

  1. 豆腐は一口大、油揚げは1cm程度の細切りにしておきます。
  2. 鍋に水と顆粒だしを入れ、沸騰しない程度まで温めます。
  3. わかめ・油揚げ・豆腐を加えて1分ほど煮ます。
  4. 味噌とスピルリナパウダーを溶かします。
  5. 仕上げにとろろ昆布を入れて完成です。

スピルリナ味噌汁は具材があぶらあげ・豆腐・わかめ・とろろ昆布になっていますが、お好みに合わせて具材を変更しても美味しく味わえます。面倒なときはわかめだけでも問題ないので、ご飯を作る気力が湧かない日にも活用できるレシピです。

「一人分のお味噌汁を鍋で作るのが面倒…」というときには、お椀に顆粒だし・乾燥わかめ・味噌・スピルリナを入れて、熱湯をかけて混ぜるだけでもOK。少し風味は落ちますが、手抜きをしたい日にはぜひ試してみてください。

おすすめの
スピルリナの飲み方・摂り方

スピルリナスープはこんなひとにおすすめ

ホットスープは手ごろに作れることもあり、朝の時間のない時にもぴったり。忙しいときでも飲めるため、特に女性から人気があります。

スープの中には、さまざまな野菜のエキスがたくさん詰まっています。健康に良いことはもちろんのこと、美容にも良い影響が期待できますね。普段から習慣的にスープを飲んでいる方は、ぜひスピルリナを少しだけ混ぜてみてください。スピルリナスープを習慣にすることで、いつもよりも栄養バランスの良い食事が期待できるでしょう。

冬の寒いときには温めて、夏の暑い日には冷蔵庫で冷やして楽しめるのもスープの魅力。季節に合わせて、一年中スピルリナスープを楽しむことができますね。