幅広い年代の女性が悩む「基礎代謝」って？

基礎代謝という言葉をほとんどの方は聞きなじみあると思いますが、20代の若い方から50代60代の方まで本当に幅広く悩む方が多いものですよね。

基礎代謝とはそもそも何を意味するのか、その基礎代謝が下がってしまうことによりどのような影響が出てきてしまうのか、そして高い基礎代謝を維持するためにどのような対策が必要なのか、などについて今回の記事でご紹介していきます。

基礎代謝とは

基礎代謝というのは、簡単に説明してしまえば普段私たちが活動する際に必要となる基本的なエネルギーのこと。生きていく上で最低限必要な活動に要するエネルギーですが、具体的には心臓や脳、その他内臓機能を動かしたり体温を維持したりする機能を指しています。基礎代謝が下がる、ということはこの最低限生きていく上で必要な活動を行うエネルギーが減っているともいえるのです。

人間の体の中でも、特にこの基礎代謝を使うのが筋肉。基礎代謝が下がると筋力も衰えてしまうのです。また、単純な運動不足や栄養バランスの偏った食事が原因で基礎代謝が下がってしまうことも。運動を積極的に行うほか、栄養バランスの整った食事を心がけるのが大切です。

もし食事に自信がないのであれば栄養を手軽に摂取できるスピルリナを活用するのをおすすめします。

基礎代謝の平均的な値

年代別に基礎代謝の平均的な値は異なります。若い年代は基礎代謝が高く、そして年を重ねるにつれ基礎代謝は徐々に下がっていくものです。

18歳から29歳の男性の基礎代謝量はkcal/日あたり1,550なのに対し、50歳から69歳の男性の基礎代謝量はkcal/日あたり1,350と大きく下がっているのがわかります。

女性も同様に、18歳から29歳の女性の基礎代謝量はkcal/日あたり1,210に対し、50歳から69歳の女性の基礎代謝量はkcal/日あたり1,110と、こちらも大きく変化するのです。70歳以上になると、男女どちらも基礎代謝量が100ほど減少します。

基礎代謝の上げ方

基礎代謝が下がってしまうと疲れやすくなってしまう他、病気のリスクも高まってしまいます。例えば肌荒れや冷え性、便秘、生理不順などなど。基礎代謝が下がっていいことはほとんどありません。

誰もが毎日を快適に、楽しく過ごしたいと考えるはず。そこで次に、健康的な日々を過ごすために行いたい基礎代謝の上げ方についてご紹介しましょう。

手軽な運動で体を動かす

基礎代謝を効果的に上げるには運動するのが最もいい方法です。運動を行い、筋肉をつけることによって基礎代謝を上げられます。しかし、中には運動が苦手だという方もいるでしょう。そんな方は、初めからきつい運動をするのではなく、手軽にできる運動から始めるのがオススメ。

例えばいつも会社まで乗っていく電車を一駅分前で降りて一駅分ウォーキングする、いつもエレベーターを使っているなら階段を積極的に使ってみるなどなど。一見少ない運動量に思うかもしれませんが、チリも積もれば山となります。そんな些細な習慣であっても少しずつ基礎代謝が上がっていくので、是非今日からチャレンジしてみてくださいね。