データによれば、「男性から見た白髪の女性のイメージ」と「女性から見た白髪の男性のイメージ」には大きな違いがあります。
リクルートライフスタイルのアンケート調査によると、白髪は男女共に「老け」とみられていることが改めて分かりました。[注1]
ただし「女性から見た白髪の男性」に対して、「男性から見た白髪の女性」の方が老けて見える印象が強いのです。
白髪男性に対しては「老けて見える」以外に、「落ち着いている」「シンプルで飾ってない」という印象があり、ネガティブな要素が少なめ。一方、女性の白髪に対しては「疲れて見える」など、やや厳しい目で見られているのです。
若白髪なんて言葉もありますが、女性も30代で自分の白髪に気づき始める人が多いです。ただし白髪染めをする30代女性は少なく、4割以下。
より白髪が目立ち始める40代から白髪対策を始める人が多いですが、実際に生え始めてるのは30代以下である可能性が高いです。白髪染めでなくても、早めに対策することをおすすめします!
女性の白髪染め対策は、サロンでの白髪染めが半分以上を占めます。次いで、自宅で市販のヘアカラーを使ってう人が多いようです。
サロンでのヘアカラーやおしゃれ染め、少しずつ白髪を染めるシャンプー、スティックタイプの塗る白髪隠しを利用しているという人は少数派。
ヘアサロンにいけば仕上がりがとてもキレイになりますが、こまめなお手入れを考えると気になるのはお金…。ヘアサロンでの白髪染めやヘアカラーをする場合、女性が1回あたりにかけても良いかな…と思う金額はおおよそ3,550円。[注1]
年代別でみるとご覧のとおり。若いうちから白髪が多い人ほど、高い料金を支払ってでも髪を染めたいと考えているようですね。
まだ白髪が数本見え始めたくらいの頃では、白髪染めを使うことに抵抗を感じるでしょう。特に若い世代は、白髪染めを「自分よりもっと年上の人が使うもの」と考えている割合が多いです。
30代のうちから白髪対策したい方には、体の内側からのケアがおすすめ!
髪の毛の主成分となっているタンパク質は、スーパーフード「スピルリナ」にも豊富に含まれています。白髪染めのように髪の毛を傷める心配はありません。スピルリナにはタンパク質以外にも、50種以上の栄養素が含まれており、健康や美をサポートするさまざまな成分がギュッとつまっています。
身体が栄養不足に陥ると、頭部に十分な栄養が供給できず健康的で美しい黒髪を作ることができなくなります。髪の毛はもともと毛根で作られてすぐは色が付いておらず、そこに色素を作るメラノサイトが色素・メラニンを生成し、髪の毛に黒い色を付けるのです。
栄養を十分摂取できないとメラノサイトのはたらきが低下し、メラニン色素が減少したり全くなくなって白髪を作ります。頭部が栄養不足に陥るのには、以下のような原因があるでしょう。
栄養不足の原因の1つに、過度なダイエットが挙げられます。食事の量や回数を制限するダイエットは、栄養を十分に摂取できません。頭皮は身体の末端に位置し、血管も細いため、血液が行き渡りにくい部位でもあります。
そのため、過度なダイエットで栄養不足を招いた際にも影響を受けやすく、白髪が生えてくるリスクが高まるでしょう。実際にダイエットによる栄養不足が原因で、20代のうちから白髪が生えるケースもあります。
女性には毎月の生理や妊娠など、普段よりも多くエネルギーを必要とする時期があります。特に妊娠中や産後は、赤ちゃんへの栄養供給を優先するため、お母さんは後回しになってしまうのです。
ただし、妊娠中や産後の女性ホルモンの崩れは一時的なもので、きちんと対策をとっていれば美しい黒髪を取り戻せます。妊娠中や産後にきちんとしたケアを行っていないと、どんどん白髪が増えていくでしょう。
漢方の考え方では、女性は7の倍数で年齢に伴う身体の変化が生じるとされています。実際に、白髪が気になりだすのは35歳前後からが多くなるようです。白髪が多くなる原因は新陳代謝が活性化しにくくなり、頭皮まで栄養が送れなくなるからとのこと。
加齢による白髪には全体的にまばらに、均等に白髪の量が増えるという特徴があります。よって1箇所白髪を発見すると、芋づる式に白髪が見つかるケースが多いようです。
エネルギーを上手く作れない人は、胃腸の働きが弱いという特徴があります。胃腸は髪の栄養源とも言える精血を生成す。健康的で美しい黒髪を作るのに重要な役割を持っています。
普段から食欲が湧かない、いくら食べても太れない、消化不良による胃もたれを起こしやすいなど、胃腸がうまく働いていない人は白髪になりやすいです。意識的に栄養バランスの良い食事を摂取していても、胃腸が弱っていれば十分なエネルギーを作り出すことができません。
また、デスクワークなどで座る時間が長い人は、胃腸の働きが弱くなりやすいです。消化吸収の働きが衰えたり、水分代謝が悪くなったりします。
「万病の元」とも言われるように、ストレスは身体の至る所に悪影響を及ぼします。そのうちの1つが白髪です。日常的なストレスは自律神経のバランスを乱し、血液の流れを悪くします。特に身体の末端にあり血管の細い頭皮は、血行不良を起こしやすい部分です。
また、自律神経の乱れは栄養吸収率の低下を引き起こし、頭皮にまで栄養が行き渡らなくなります。栄養不足によってメラニン色素が不足と、髪に色を付ける働きも上手くいきません。さらに、ストレスは活性酸素も増やします。活性酸素は毛髪細胞の老化を促進してしまうため、重症化すると元の黒髪に戻すのは難しいでしょう。
ストレスにより短期間ですべて白髪になることはありませんが、新陳代謝のペース次第では数週間で白髪が増えるというケースは十分起こり得ます。加齢に伴う白髪とは異なり、耳のまわりや頭頂部にのみ生えてくるのが特徴です。